ライト付きモバイルバッテリー(防災、日常使い兼用)
構造
基本構造は、以下の様になっています。
バッテリーは、リチウムイオン電池とニッケル水素電池を使用しています。リチウムイオン電池がメインの電源でライトとモバイルバッテリー用です。ニッケル水素電池は、暗くなった時に自動点灯する非常灯の電源用。
ライトはLED8個を使ったメインライトが、正面と天面に有り、非常灯はLED2個を正面のライトに埋め込んであります。向かって左側には、懐中電灯のようなスポットライトも有ります。メインライトは、リモコンでも操作が可能でON/OFF、明るさ2段切り替えと30分のスリープタイマーも付いています。また、調光ダイアルで明るさは無段階に変えられます。これらのメインライト2個とスポットライトは、それぞれ単独でも使えます。非常灯の自動点灯ON/OFFも可能。
非常灯用のニッケル水素電池は、背面の2個のソーラーパネルから充電されます。日中部屋の中でも窓際の明るい場所なら十分充電されます。日中充電すれば、4~6時間非常灯が点灯可能です。
モバイルバッテリーとしての出力は、USB端子2個からで、1Aと2A端子になっています。
メインのリチウムイオン電池容量は12,000mAhです(リチウムイオン電池18650 2,000mAh x 6本)。
充電はミニUSB端子から行います。非常用として、右側にハンドルが有り、内臓の手回し発電機からの充電も可能です。(但し、手回し発電機からの充電は本当に非常用で、電圧低下により安全装置が働き、ライトへの電源供給も止まった場合などで、数分ハンドルを回せばライトが点灯可能:2~3分回して15分程度点灯可能)
又、本体とは別にソーラーパネルが有り、ソーラーパネルからの充電も可能。(ソーラーパネル出力5V 30W)
バッテリー状況はディスプレイ表示、充電中は充電ランプ(赤LED)点灯。
持ち運びが容易な様に、折り畳み式ハンドル付き。
使い方
特に難しい使い方はありません。
モバイルバッテリーとして使うには、USB端子を接続します。
ライトは、本体スイッチ、又はリモコンで操作します。
充電はミニUSB端子から行い、ディスプレイで残量が確認できます。
充電はUSB5V、ソーラーパネル、手回し発電(非常時)。
非常灯点灯用AUTOスイッチをONにしておけば、暗くなれば非常灯が自動点灯します。また、MANUALスイッチONでの点灯も可能です。
性能
バッテリー容量:12,000mAh
ライト:メインライト x 2(正面+天面)、スポットライト x 1、非常用ライト x 2LED(正面ライトに内臓)
USB出力:5V 1A x 1,5V 2A x 1
見解
今は、ポータブル電源がかなり安くなってきており、JackeryやAnkerなどから、かなり大容量の製品も出ています。主にリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使った製品ですね。
でも安いと言っても数万円はしますから、もっと安価で使い勝手の良い製品が有っても良いと思います。より気軽に使える製品と言うです。
これは、あくまで趣味の領域で作ったものですが、機能面では色々考慮していますので、アイディアコンセプト品として投稿しておきます。
防災用、普段使いとして1台有ると便利です。
せっかく作ったので、私は日常使いとして使用しています。
昭和のラジカセを思わせるレトロな形になってしまいましたが。