「ブックステーション - 本の旅」

概要:「ブックステーション - 本の旅」は、駅内に設置される共有本棚システム。デジタルデトックス、読書の促進、経済的困難に耐えている人々への支援を目的。本は、地域住民からの寄付を基に、誰でも自由に貸すことができ、他の参加駅の本棚に貸出可能。

コンセプト:①駅内の特設本棚に寄付された古本を配置。②本には駅の固有スタンプを押し、メッセージや感想を書き込むことが奨励。③貧しい人が収入を得る機会を提供。

プロジェクトの仕組み

本棚の設置と管理:
鉄道会社の駅の適切な場所に耐候性のある本棚を設置。これらの本棚は、寄付によって賄われ、寄付者には本棚の命権名が与える(例:「佐藤文庫」)。
本棚の管理は駅スタッフによって行われ、本の整理や状態のチェック実施。

本の寄付と流通:
地域住民や通過する旅行者から古本の寄付を募集。寄付時は、寄付する本に設置された駅のスタンプを押し、本棚に置くだけ。 寄付者がメッセージや感想を書き込むことも可能。
本棚の利用者は任意の本を自由に借りることができ、読み終わったら任意の参加駅の本棚に変換。これにより、本が駅間を旅する仕組みが確立。(例:品川駅のスタンプの押してある本が高知駅に置いてある)

収益化と再投資:
本棚の近くに設置される広告スペースを利用して、有料広告を募集。得られた収益はプロジェクトの運営資金や寄付へ。本棚が満杯になった場合、特にメッセージの多い本をセレクトし、鉄道会社主催のオークションや特別なイベントで販売。これにより追加の収益をとり、プロジェクトの持続可能性を支援。

貧困者支援プログラム:
経済的に困難な状況にある人々が本棚の本を、提携先の古本屋や書店で売ることが可能。(1冊500円で)これにより、彼らは安定した収入源を得ることができる。
これらの本が書店で​​売られた後、書店は自分のお店でその本を600円で販売。(差額の100円は町の本屋を守るという名目で、書店に寄付。)このプロジェクトを応援する方は、その本を購入し、再び駅の本棚に戻すことで、これから循環が続けられる。

利害関係者のメリット

鉄道会社:
駅利用者の増加。「車と違い、電車だと読書を楽しみながら移動できる」という差別化ポイントを作れる。駅が新しい文化的価値の場として認識されることでイメージ向上。本棚の近くの広告スペースを活用した収益機会。「本×鉄道旅」という新しいキャンペーンができる。各鉄道会社同士のさらなる協力関係を構築できる。

本屋・書籍関係会社・図書館:
紙書籍への新規顧客層を開拓。(今後紙書籍の売上を作るには、普段読まない層の開拓が必須。しかし本と接する機会がないと、そもそも買おうor本屋に行こうと思わない。それを防ぐことができる。)読書文化の普及、長期的な市場拡大。貧困者が売った本を販売することで、その本を買いに来る人ができる。そこから別の本の購入に繋がる可能性大。書店を守る寄付も得られる。図書館利用者増加。
地方自治体:
本棚が普及した際、図書館が不足している地域での教育リソースの向上。
地元の偉人などの本を通じた地域文化の普及と観光促進。(例:甲府駅に観光に来た人が、甲府駅の本棚の武田信玄の本を読みながら帰る。福島駅の本棚に戻す。福島駅の本棚でそれを読んだ人が、武田信玄とその本が甲府駅から来たことを知る。そこで今度甲府駅に行ってみようと思う。)

駅利用者:
無料で本を読み、時間を使うことができる。紙書籍を読むことで、デジタルデトックスとなる。集中力アップとストレス発散になる。色々な人のメッセージを楽しめる。本がどこから来たのかを知り、その本に含まれたストーリーを楽しめる。
本プロジェクト支援者:本を本棚に入れるだけで、支援できるため楽。提携先の本屋で対象の本を購入することで、直接貧困の支援ができていると実感できる。(他の寄付と違い、寄付側と支援者の間に入る人が少なく、実感を持ちやすい。)いらない棚や自分で購入した棚を設置することで、自分の名前を残し、多くの人に貢献できる。

貧困者:
本を販売することで、お金を得ることができる。特に年齢や学業の関係で正規のアルバイトなどが出来ない若者の収入にもなる。(特に闇バイトや身体を売るようなことをせずとも、お金を得ることができる。)支援者との間に入る人も少なく、社会の愛や温もりを感じることができる。紙の書籍に触れることで、そこから勉強をすることができる。本を読む人と収入は比例するデータもあり、根本的な貧困対策、貧困からの脱却を目指せる。

実施計画

ステージ1:パイロットプロジェクトの開始
協力体制の構築:
JR様との初期協議を行い、新宿駅と甲府駅に本棚を設置するための許可を得る。プロジェクトの目的、期待される影響、および具体的な実施計画を示す。

資金調達と資材の準備:
プロジェクトの初期費用を私の自己負担まかないで、必要な本棚と初期の書籍を購入。(JR様の損失を最小限にするために)

プロジェクトの公式発表:
メディア、プレスリリース、SNSこどもプロジェクトの開始を発表。地元コミュニティ、書籍関係業者、および書店に参加協力呼びかけ。

パイロット運用の開始:
新宿駅と甲府駅に本棚を設置し、利用開始。利用者の反応と本棚の利用状況をモニタリングし、問題点を洗い出し改善。

ステージ 2: ネットワークの拡大と貧困対策の実施
フィードバックの収集と改善:
初期のフィードバックを基に、本棚の設置場所や運用方法を改善。

参加駅の拡大:
他の駅や地域からの要望に応え、新たな本棚設置の交渉と実施。適格な本屋との連携を強化し、格差対策プログラムを本格運用開始。

ステージ3:全国展開とキャンペーンの実施
キャンペーンの開始:
JR様と書籍関連会社と協力して、本と電車を組み合わせた旅行キャンペーンを企画・実施。こどもキャンペーン、プロジェクトの取り組みと参加者を拡大。本のオークションも実施。

国際的な展開:
成功事例を基に、空港を含む国際的な拠点での本棚設置。グローバルなネットワーク構築を目指し、他国内関連組織と連携。

その他特記事項
フリマアプリ対策:本棚の本をこのプロジェクトの想いと反し、転売する人が出る可能性があり。ただし「本の表紙に駅名のスタンプがあること」「そもそもフリマアプリだとスマホ代や郵送代を支払える、貧困者ではない人が売っている可能性が大」ということが分かり、一瞬で見分けられる。その場合購入を控えるように啓発。

既存の本棚:現在全国には、既存の駅本棚がいくつかあり。そちらとは協力関係を築き、一緒にプロジェクトを行いたい。

本のニーズ:一時的に本プロジェクトが広がると、飽きられる可能性はあり。しかし紙書籍は、誕生から今まで残っているベストセラー製品。時代が変わっても残り、ニーズ自体も変わらないため、価値ある本棚になると考えている。
思いついたキッカケ
根津文庫という東京メトロの駅にあった駅の本棚の写真を見て、思いつきました。
アイデア用途
本棚を作り、三方良し!
アイデアターゲット
鉄道会社、鉄道利用者、本屋、書籍関連会社
販売希望価格
分からない。。。。
タグ
電車、本、駅、本屋、デジタルデトックス、貧困対策
くわばら桑原
くわばら桑原
さんぴん茶が好き…!!

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