カサワイパー

雨のシーズンですが、バス停や駅、建物の入り口で、閉じた傘をブルブル左右に振って雨水を払っている人を良く見かけます。
隣にいると水滴が飛びあまり気持ちの良いものではありません。
でも、電車やバスに乗る時はしたくなりますよね。
そんな時にあったら良いなと思ったのが、カサワイパーです。
濡れた傘を閉じた時、人のそばでも迷惑をかけずに水気を拭き取れます。
カバン、バッグ、レインコート、服にも使えると思います。

まず、すぐに使えるよう傘の柄に吊るしておきます。
濡れた傘を閉じたら柄からカサワイパーを取り外し、ワイパーカバーははずして底に付いてるカバー留めを、三角取っ手か傘の柄に留めておきます。
中から出てきた吸水スポンジで、三角取っ手に指を掛けそのまま拭き始めても良いですが、三角取っ手を引っ張る事でスポンジの中から棒状ハンドルを引き伸ばし、そこを掴んで洋服ブラシの要領で傘の水気を拭きとっていきます。
スポンジが水を含んだら図3のようにもう一方の手で水切りつまみを掴み、水切りリングをスポンジに通して下まで降ろしきる事で水を絞ります。
すると吸水力が回復するので、また水を拭き取る事ができます。
(傘は閉じる前に拭いても良いと思います。)

本体の底は瓶のフタのように回して外せるようになっているので、スポンジを取り外して洗ったり乾かしたりできます。
底裏には細かな穴があいており、スポンジを絞った時にそこからも水が滴るようになっています。

図4で分かるように底裏の中央に円形の窪みがあり、その真ん中に一本線のへこんでない部分があって、取っ手の伸ばした棒状ハンドルをスポンジの中へと押し戻して収納する際に指で摘まんで、ハンドルを押し込む力を受けて支える役割をします。
でも、カサワイパーの底を何かに押し当てられれば支える必要は無くなります。

ハンドルを収納したらカバーを再び被せ、また傘の柄に掛けて吊るしておきます。
カバーはビニール素材で口にゴムを入れて伸縮するようにすれば、取ったり被せたりしやすいかなと思います。

カサワイパーのサイズは使い易い大きさを選べるよう、S、M、L、とあった方が良く、色もまた傘に合わせて選べるよう色々あった方が良いと思います。

使い方のひとつとして自転車でレインコートを着用する時は、カサワイパーを自転車のハンドルに掛けておき建物に入る前にレインコートの雨を拭っておく事もできます。

なんといっても肝心なのはスポンジの質ですが、吸水力が充分にあり、絞れば回復し、固くならない物が良いです。

水切りを良くする為に水切りリングの内側にゴムを付けた方が良いのかも。
後でリングの内側が乾かせるようハンドルとの間に隙間も付けて。
そしてハンドルの、三角取っ手の付け根寄りに細いゴムを輪状に付けて水切りリングの留め位置に。

傘掛けベルトとカバー留めは、端側に横長の切れ目を幾つか入れそれぞれの取っ手を挟んだ位の長さをおいて小さな出っ張りを何個か付ける事で、太さに合わせて調節して留める事ができると思います。

今まで雨の日は、拭き取り用にハンドタオルを何枚も持ち歩いていましたが、カサワイパーがあればハンドタオル2枚位で済むのかなと思います。
思いついたキッカケ
アイデア用途
アイデアターゲット
雨の日の全ての人
販売希望価格
500円位~
タグ
雨の日 傘拭き レインコート拭き 水気拭き 濡れた傘 レイングッズ

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Comment

  • 2023/07/04 10:07 半田 三郎

    これ面白いですね。
    吸水性の良いスポンジや材料がポイントになりますね。
    みんながこういう物を持っていて、他人に配慮した行動ができるようになると良いですね。一つのマナーアイテム(エチケットアイテム)になると良いですね。

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  • 夢見月

    2023/07/05 09:41 夢見月

    コメント有り難うございます。

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