足が痺れないようお尻を浮かせて腰掛けられる、座面がサドル型の正座イスです。
傾斜がついて座面の手前側が低めになっていて、腰を下ろしたら膝を揃えて膝下を後方に曲げますが、座面にイスの足や枠となる物が付いていないので足を後に回すのが楽だと思います。
製作手順としてはまず、土台となる骨組みを作る訳ですが、木材は重く厚みがあり使いにくいと思うので、合金のような軽めで重さに耐えうる物で形を作り、それにクッション素材となるジェルとかウレタン、ゴムなどで体に接触する部分に適度なあたり具合になるような弾力を付けて仕上げていきます。
サドルを真下から支える縦板は前方に長く延びて両腿の間で程よく挟まり収まる形にし、その縦板の後部端は、座って後に回した両足の裏向きになったつま先同しが触れたり、ちょっと重なったりできるよう、床方向に削ってゆくカーブを付けた方が良いかなと思います。
サドルを支える縦板を安定させる為、床に密着する底板を付けますが、それは足の動きの邪魔にならず足の隙間を埋めるように作るのが良いと思います。
安定感をより持たせる為には底板を十字にした方が良いと思うのですが、足の邪魔にならない位置としては底板の後方で、腰掛けて膝を折り曲げた時の足首のくる位置で、底板を垂直に横に延ばして程よく肉付けし足首をのせられる形にしながらも、底板の要となるようにします。
高さ、長さ、幅等は試作しながら決めてゆくのが良いと思います。が、それで、ある程度全体の形が変わる事は有り得ると思います。
まとめると、サドルの座面に腰掛け、その下の縦に付いた板状の支えを股に挟む格好で膝をつき、膝下を後に回して足首を足首置き部分にのっけて座るという事になります。
この形の正座イスなら、少し体勢を崩し気味でも使えると思うので、家での普段使いに良いのではと思います。
持ち運び用の持ち手を座面の後側につけます。
持ち手は下側に折り畳めても良いかもしれません。
正座イスは、座布団の上にのせても使えると思います。
体型に合わせて選べるように、L、M、S等のサイズがあった方が良いと思うのですが。
- 思いついたキッカケ
- 畳の部屋だと、つい膝をついて座ってしまうのですが、いつも足が痺れてしまいます。
出かけた先で正座用のイスを使った事もありますが、窮屈な体勢になる感じがして、もう少し気楽に使える正座イスがあれば、と前から思っていました。
- アイデア用途
- アイデアターゲット
- 日本人、外国人問わず、膝をついて座るのが苦手なのに、そういう機会がたびたびある人。
- 販売希望価格
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1500円~( 材料によると思います)
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